毎月、月経前になると、わけもなくイライラしたり、むくみがひどくなったり、無性に甘い物がほしくなったり、自分の心や体がふだんとちょっとちがうなと感じることはありませんか?
PMSは、月経がはじまる10日ほど前から起こる心や体の変調で、月経がはじまると消えていきます。
月経前は性周期では黄体期にあたっていて、排卵後、受精しなかった卵胞を黄体に変化させてプロゲステロン(黄体ホルモン)をさかんに分泌します。このときホルモンのバランスがくずれて、PMSの原因になります。疲労や体力の低下、不規則な生活、転職や失恋などでストレスが増すと、PMSの症状が強くあらわれます。
月経前の不快症状は、程度の差はあれ、多くの女性にみられるものです。上手に乗り切るためには、基礎体温を記録して、自分の月経周期を知っておくと、比較的、気持ちもラクです。
ます十分に睡眠をとりましよう。この時期は注意力も散漫になりやすいので、大切な仕事の処理は月経後に回すようなスケジュールをたてましょう。それができなくても、イライラしやすい時期であることを自覚していれば、会社などで無用な人間関係のトラブルを避けることができるかもしれません。症状が強いときは、婦人科を受診しましよう。低用量ピルや漢方薬でホルモンのバランスを整えたり、鎮痛剤、精神安定剤などを処方してくれます。